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ラストエピソード、プロローグ

え・・・。
まじかよ・・・
俺は、それを見ては喜びを隠さずに入られなかった。

去年一年間は本当に運が悪かった。
クラスの女子は、ガリ勉ばかりで話しづらいし、
男子は、まったく話が合わない奴ばかりだった・・・

今年は違った。

ついさっき張り出されたばかりのクラス割には、
これまでの生活を覆すような俺からすると信じられないほどの
内容だった。
女子は、男子のなかでも名の知れた子もちらほら見える。
男子もノリのよさそうなメンバーみたいだ。
本当に去年がアレで今年がこれなので俺は、
一生分の運を使ったのかと思ってしまったほどに。

だけど・・・

~1日目~

俺はクラスを確認して、すぐに移動した。
教室に入る。自分の席を確認してそこに座る。

周りにはあまり知ってるヤツがいないようだ
万年帰宅部だったから当然かな

座った瞬間、後ろから声が聞こえた。

「よう。」

「え・・・?」

「俺は相原ってんだけど、ヨロシクな。お前は?」

何だ、初対面なのに好奇心旺盛に話しかけてくるコイツは

でもそっちの方が気が落ち着く、ずっと話しかけないで黙っているよりかはいいと思う


「俺?俺は(俺)だ。こっちこそヨロシク。」


相原とは仲良くやっていけそうな雰囲気だな
まぁ人なつっこいんだろうな俺とは違った雰囲気だな


キーン コーン カーン コーン

ガラッ(開)ガララ(閉)

「それじゃあ、みんな席について。このクラスを受け

持つことになった坂本だ。1年間みんな頑張ろうな。」

「えー、この一時間は皆の自己紹介を行うので各自数分考えて

くれ。」

「ヤベ、俺これ考えるのキライなんだよな」

「俺も。相原、一緒に考えようぜ」

「おう・・・趣味とかそこらへんテキトーでいいんじゃないのか?」

「俺の趣味ねぇ・・・うーん、音楽鑑賞とか?」
「いや、それじゃ面白くねぇ」  「うーん、そうだなあ。」

「ハイ次ー。相原」  俺が考えている間に相原の番だ。
       アイハラ トモヒロ
「えっと、俺は相原 智宏です。宜しく。 趣味はーえっと人形にプロレス技をかけることでーす!」


クラス全員が笑い出した。
俺も不覚だが笑ってしまった。

「これで終わります!」

「面白いやつだったな、これからもクラスのムードメーカみたいになりそうだな。よし、次。(俺)」

「がんばれよ、」

アドバイスをくれるのはうれしいのだが、俺にはあんなネタが思いつかない、
ここは、どうしたものか・・・・

「えーっと(俺)どうした?お前の番だぞ」

「あ、ハイっ」

俺は自分に少しの時間も割くことなく黒板の前へ立った。


「えっと俺の名前は(俺)です。趣味は音楽鑑賞で・・す。」
これしか思い浮かばない自分が悔しい。
      キシマ
「よーし次、杵島ー」
俺は恥ずかしさを隠しきれないまま席に戻った。

「おいおいー、もっと俺みたいにひと笑いいれなきゃー」

「ちょっ、俺はほとんどお前のネタに時間をかけたんだからさ」

「でも、結局俺のネタには影響されてないよなぁ」

ぐ・・・痛いとこつかれた
まぁ結局クラス替え初日の危機は乗り切った。

あとは暇な時間を過ごすだけ。
明日になれば忘れているであろう皆の自己紹介を聞く。
         キリヤマ
「ハイ次ー、えーと桐山。」




キーン コーン カーン コーン

「よし、休み時間だ。次の準備を済ませておくように。」

ガラララ(開)ガララ(閉)

(フウーッ ア"ァァー ハァー)

皆のため息が聞こえる。
そりゃまあ何もかも初めてのクラスで緊張しないヤツなんかいないだろう。

とりあえず俺は席を立った。

「さ、友達でも作るかな。」 

「ああ、俺も探してみるよ 何たって俺も知り合い少ないし」

「とりあえず、この一日が大事って言うし」

「そうかな?・・・まぁそうだな。」

そうゆーことで、近くの席のよさげなヤツは...

「よし...」俺は目の前に立ち、

「や。お前、西園寺だったっけ」 

「え...あ。そうだけど?」

「(適当な雑談)?」 「えっとたしか(俺)君...だったけ?」

「うんうん。そう、(俺)。でさ、昨日やってた映画、観たか?」

「あ、バットマンの人の?凄かったなよね、アレ。」

的な話題で話は盛り上がった。相原はバカな話ばかりしてたが。

3人で話をしているうちに、チャイムが鳴った。

キーン コーン カーン コーン

ガラララ(開)ガラララ(閉)

「えー、じゃ、SHRを始めるぞ。」

(..............数分後)

「これから放課だが、何か質問等はあるかな?」

誰も何も言わない。下校が遅くなるからだろう。

「何も無いな、よし。じゃあ、今日コレで終わりだ。日直ー、号令。」

起立、礼!  ありがとうございました!!

歩きながら相原が俺に話しかけた。

相「なあ、お前ん家ってドよ?」

「ん?ええとー、須々木の町あたりの(好きな店の名前とかを入れてください)の近くかな。」

相「ふーん、結構近ぇじゃん。」

西「一緒に帰らないか」

「ああ。多分途中までだろうけど、いいぞ。」

そんな話をしながら下足箱を出た。

「初日はきついな。何か空気が重い」

相「ああ」

 西「だね」

相「それにしても、桐山って可愛いよな」

「あ?ああ、そうだな。」

確かに桐山は可愛い。前のクラスでも何回も名前が出てるのを聞いたことがある。

「あの子一人だけ目立ってたよな。」

相「他のクラスと比べりゃカワイイのが沢山いた」

西「俺達、もしかして大アタリか?」

相「どうやらそのようで」 

西「そうみたいね、よかったよ」


「生きているって素晴らしいな」

その後くだらない話を俺たちはしていた

好きな歌手とか俳優とか、女の子のメルアドはいくつあるかとか。


俺達が乗る電車は後5分後だ。

「グッドタイミングか?」 

相「おう」

俺「何か飲み物いるか?臨時収入はいったから奢ってやるよ」


(相原…お茶か、日本人だな。西園寺…コーヒー。あいつ無糖派か)


変なモノ好きの俺は「ペポシ紅」を買った。
(流石ペポシだ。青色のとても珍しい味がするコーラを出してもまだ出し足りないか)

電車が来るまで飲み物を飲む。
相「なあ、それ美味いのか?」
西「ゴカコーラのが良かったんじゃないのか」
「キムチ味だと思ってたんだが、失望させられた。流石ペポシだ」

相「お,,,あれ、ウチの制服じゃね?」
 「ああ、そりゃウチの生徒がここの駅に居たっておかしくねーだろ」
チラッと流し目で見た。あれ、どっかで見たよーな後ろ姿で…
彼女の横顔が見えた。桐山さんだった。横顔を見た瞬間に彼女から目をそむけた。

 「あれ、桐山じゃないか」
相「とっても奇遇なことで...もしかしたら帰りが同じかもな。」
 「ああ、何かイヤな様な嬉しい様な予感とかがする。」

西園寺、気にも止めてねえ。電車が来るのを待ってる。
西「もうすぐ来るぜ。ゴミ、捨てとけよ」
 「ああ、捨ててくる」
相「俺のもー」

ボツ
( 「あ、おう。ポイ捨てはやめましょう、相原」
相「俺のも捨ててきてぇ~。(俺)くぅ~ん」
 「空気読んでください」 )

相原の分も持ってゴミ箱まで歩く。
チラッと彼女の顔を見る。あやうくボトルを燃えるゴミに入れそうになる。
彼女も電車を待ってる。同じ電車なのかは知らないが。


ゴミ捨てから戻ると電車が来た。

西「来たぜ。」 相「待ってました」

俺は黙って彼女を見る。相原も見る。
彼女も俺達と同じ電車に入っていった。

ガタタン...ガタタン...




相「あ、そうだ。今何時だ?」
 「えと、12時半。どかした、用事でもあるのか?」
相「いや、お前らこれからヒマ?」
  今日は特に用事は無かったな。
 「ああ、おヒマ。お前は?」
西「うん、いいよ。それじゃみんなアドレス教えてくれよ」

 「そうだな、忘れてた。ほらよ、俺はコレ」
相「俺は...ハイよ。」
西「はい、俺の」

相「それじゃ、1時に若田に集合な。」

といって相原は電車を出た。

「えと、どこ行こうか?」
西「そうだね、最近欲しいCDがあるからヅダヤに行かない?」

「お、俺も欲しいCDがあるんだが。あいつにもメールを送っておくか」
西「お。鎮華駅が見えてきました」

ガタン ちんかえき~ちんかえき~

しばらく徒歩。俺の家は駅まで走って5分なのでそんなに苦にはならない。
家が見えた。西園寺がお別れを言う。

西「じゃあなー」 「おぉー」

サイナラの手をブンブン振った後、家へ特攻。

「ただいま。」
久しぶりに友達と遊んだせいか、今日は珍しく体がだるい。

「おかえりなさい、今日は珍しく遅かったわね。新しいクラスはどうだった?」
突然にそんな質問をされても困る。

「まあ、昨年よりかは良い雰囲気だったけど」
「そう、よかったわね。もう遅いし明日のために寝なさい」

そうだ。明日も学校だ。学校と言う辛い生活が嫌な反面、あいつらと遊びたい。
そして女子と仲良くなりたい、理想は10人くらい。

あれこれ想像しつつ風呂場へダッシュ。

「ふうぅー。あったけーなー」

一時湯船でボーッとして、背中を流して風呂から上がる。

ベッドへ直行する、疲れが溜まっているせいかオレは数分も経たない内に深い眠りについた。


~2日目~


――パチリ――

ふぁぁああ~。
大きな欠伸をしてベッドから降りる。

「ああ、朝か」

目覚ましナシで起きられるとは言っても、朝が得意と言うワケじゃない。
「げ、あんまりボーッとしてられんな」

あまり食べたくもないパンを大急ぎで飲み込む。
急いで歯を磨く、顔を洗う。制服に着替える。

「よしっ、じゃあ行ってきます。」


家を出て坂を降りて待ち合わせの駅のホームまで行く。

運動不足だな、脇腹が痛い。


 「ハァーー…ハァー…着いた…」
西「オッ、おつかれ。ちゃんと時間に間に合ったね。
昨日みたいに遅れたらどうなるかと思っていたよ。」

 「まあーいいだろ。時間には間に合った」
西「まあね、-あ、そうそう。さっき同じクラスの女子がいたんだけど」

「え、ウソ?ホント?」
もしかして近所に女子の家があるのか。

「多分まだ近くにいると思うよ」

エ"ェー。ドコドコ?

いた。あれはー…確か桐山さん。
やっぱカワイイ。

ホントにこんな娘と一緒のクラスだなんて。カミサマありがとう。

(まもなく1番乗り場に電車が到着します)

「あ、(俺)。電車来たよ」

次の駅に着くと相原が乗り込んで来た。

相「よう、俺だけ別の駅ってのはサミシイねぇ」
 「仕方ない事だから、気にすんな」

「なあ、相原。俺らのクラスに桐山って人いるよね」
「ああ、あのカワイイ娘。俺のねんごろにしてぇ。
 ありゃ核兵器並のカワイさだ」

「その桐山が俺らと同じ駅に乗ってるんだが」

相(な、なんだっでぇぇえーヴぁぉーー。)
 「っー事は行き帰り一緒になる可能性高し」

 「あ…つーか隣の車両に乗ってるんだが」
相「ン…フフフ…じゃあ行ってくるわ」

西「おいコラ、やめておけよ。2日目の始まりから嫌われてどうしますか」
 「後が気まずい。お前なんかと一緒にいる俺らとかな」

相「ゾンナにボロクソミソクソに言わなくてもいいじゃねーか。
  ・・・・こんな時の為にああいう自己紹介をしたんだ。…ンフフ、こんなにはやく来るとは。」

    ――隣の車両まで約5秒!イけるぜ!――



~そして学校の校門…~

西「Gooooooooooood,beatiful!」
相「Nooooooooooooo!」

 「西園寺、バカはホットケ」
西「ハハハ,ホラ相原、次のチャンスまで待っておけよ。さあ行こう」























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